自家採種を初めてやってみるための手順
執筆: Hazel Starbrook、
トマトとバジルから始めると、失敗が少なくて達成感があります
固定種の種を買って育てると、実や花から種を取って翌年また蒔くことができます。これが自家採種です。最初は難しそうに感じるかもしれませんが、トマトとバジルは比較的簡単に採種できるので、初めての方にはこの二つをお勧めしています。
自家採種に向く品種と向かない品種
固定種・在来種は自家採種に向いています。同じ形質の種が取れるので、翌年も同じ品種を育てることができます。一方、F1品種(一代交配種)は自家採種しても親と同じ形質が出ないため、採種には向きません。種袋に「F1」と書いてある場合は、自家採種は難しいと考えてください。
トマトの採種手順
トマトは完熟した実から種を取ります。実を切って種をスプーンでかき出し、水を入れたコップに入れて2〜3日置きます。発酵させることで種の周りのゼリー状の膜が分解され、種が取り出しやすくなります。
水面に浮いた種は発芽率が低いことが多いので捨て、沈んだ種を取り出してキッチンペーパーの上に広げて乾燥させます。完全に乾いたら封筒や紙袋に入れて保存します。
- 完熟した実を選ぶ
- 種を水に2〜3日浸けて発酵させる
- 沈んだ種だけを取り出す
- キッチンペーパーで十分に乾燥させる
- 品種名と採種年を書いた封筒に入れて保存
バジルの採種手順
バジルは花が咲いて実が茶色くなったころが採種のタイミングです。花穂ごと切り取り、紙袋の中で逆さにして乾燥させると、自然に種が落ちてきます。
バジルは虫による交差受粉が起きやすいので、複数の品種を近くで育てている場合は品種が混ざる可能性があります。一品種だけ育てているか、離れた場所で育てている場合は問題ありません。
最初の自家採種は、うまくいかないこともあります。それでも、自分で取った種から芽が出たときの感覚は、買った種とは少し違います。