秋蒔きの花の種、選び方と育て方
執筆: Hazel Starbrook、
冬から春にかけて咲く花を、今から準備する
花の種は春蒔きのイメージが強いですが、秋に蒔いて冬から春にかけて楽しめる品種も多くあります。秋蒔きの花は寒さの中でゆっくり育つため、株がしっかりして花持ちがよくなる傾向があります。
秋蒔きに向く花の品種
ノースポール(フランス菊)は秋蒔きの定番です。白い花弁と黄色い中心が特徴で、11月ごろに蒔くと冬を越して春に開花します。切り花にも向き、花壇の縁取りにも使いやすい品種です。
矢車草(コーンフラワー)も秋蒔きに向いています。青・紫・白・ピンクなど色の幅が広く、固定種では色が混ざった状態で咲くのが魅力です。こぼれ種で翌年も咲くことがあります。
秋蒔きの花の育て方のポイント
秋蒔きの花は、発芽後に寒さに当てることで株が締まります。発芽したらすぐに室内に取り込まず、霜が降りない程度の寒さには当てた方が丈夫な株になります。
水やりは土の表面が乾いてからにしてください。秋から冬は蒸発が少ないため、夏と同じ頻度で水をやると根腐れの原因になります。
切り花として楽しむために
切り花にする場合は、花が半分ほど開いたタイミングで切るのがおすすめです。水揚げをよくするために、切り口を斜めにして水に浸けてください。ノースポールは切り花の持ちがよく、1〜2週間楽しめることが多いです。
秋に種を蒔いて、冬の間に少しずつ育つ様子を見ながら春を待つ。その時間の流れが、花を育てる楽しさのひとつだと思います。