ハーブを種から育てる初心者向けガイド
執筆: Hazel Starbrook、
バジル・コリアンダー・イタリアンパセリ、それぞれの育て方の違い
ハーブは種から育てると、苗を買うよりも多くの株を育てられます。料理に使う量が多い方や、毎年同じハーブを育てたい方には、種からの栽培がおすすめです。品種によって蒔き時や発芽の条件が異なるので、それぞれの特徴を知っておくと失敗が減ります。
バジルの育て方
バジルは暖かい季節を好むハーブで、温暖地の平地では5月から6月が蒔き時です。発芽適温は20〜25度で、気温が15度を下回ると発芽しにくくなります。室内で育苗してから外に出す方法もあります。
バジルは花が咲き始めると葉の風味が落ちるので、花穂が出てきたら早めに摘み取るようにしてください。摘心することで脇芽が増え、長く収穫できます。
コリアンダーの育て方
コリアンダーは暑さに弱く、夏の高温でとう立ちしやすい性質があります。温暖地の平地では春(3〜4月)と秋(9〜10月)の二回が蒔き時です。当店で扱っている葉用の固定種は、とう立ちが遅い品種を選んでいます。
コリアンダーは移植を嫌うので、育てる場所に直接蒔くか、ポットに蒔いて根を傷めないように移植してください。
イタリアンパセリの育て方
イタリアンパセリは発芽に時間がかかるハーブです。蒔いてから発芽まで2〜3週間かかることがあるので、「発芽しないかも」と思っても少し待ってみてください。発芽適温は15〜20度で、春と秋が蒔き時です。
一度根付くと比較的丈夫で、半日陰でも育ちます。二年草なので、一年目は葉を収穫しながら育て、二年目に花を咲かせて採種することができます。
ハーブは収穫しながら育てるので、育てている実感が得やすいです。料理に使うたびに、種から育てた手間が報われる感じがあります。